【開催報告】能登×関西料理人復興支援実行委員会主催 あえの風の会in大阪 料理人による能登復興支援
あえの風の会in大阪 料理人による能登復興支援
6月15日(土)ハグミュージアム業務用厨房フロア5階にて、能登×関西料理人復興支援実行委員会 主催「あえの風の会 料理人による能登復興支援」が開催されました。
【開催概要】
【日時】2024年6月15日(土)12:00~14:00
【会場】大阪ガスショールーム ハグミュージアム 「ハグホール」
【主催】能登×関西料理人復興支援実行委員会
【運営】RelationFish株式会社
【協賛】一般社団法人全日本・食学会
ResReserve(株式会社一休)
【協力】関西食文化研究会
【内容】
能登と関西の料理人たちが手を携えて、能登復興支援イベント「あえの風の会in大阪」が開催されました。
令和6年1月1日に発生した能登半島地震ですが、復旧活動はなかなか進まず、現地は依然として厳しい状況が続いています。
今回は、食の力で能登を元気に!をテーマに能登と関西の料理人が思いを一つにして、能登の食材を利用したコラボレーション弁当の試食が振舞われました。
基調講演では、実際に被災した 石川県七尾市「一本杉 川嶋」の川嶋さまが「1月1日を境に私たちの暮らしは一変し、今でも元の暮らしはできずにいます。」と震災から現在に至る辛い現状を語っていただきました。
また、石川県輪島市「富成」富成さま による現地の炊き出しを再現した、汁物の調理実演・試食の提供がされました。ホールには手元カメラがあり、調理の様子をアップしてモニターでご覧いただくことができます。
「食中毒を絶対に出さない」、「赤ちゃんから高齢者の方まで召し上がっていただけるような調理の工夫について」、「食材などの廃棄を出さない」など、炊き出しをされる中での7つのポイントについて当時の状況を交えてお話くださいました。
調理実演では、試食用のお弁当に盛り込まれる能登の食材を使用した料理の調理解説をしていただきました。
その裏のメインキッチン(厨房)では、着々と試食の準備が行われます。
厨房には、スチコン、フライヤー、コンロ、ホットワゴンなどなど、様々な厨房機器をフル活用していただき、温かい料理は「温かく」、冷たい料理は「冷たく」最適な温度で配膳されました。
最後は被災地の現状について、トークセッションが行われました。
「震災から半年が経つが、あの日のままの景色というか、何も(復興が)進んでいないというのが現状です」と、ありのままの能登の状況を教えてくださいました。
また、大変苦しい状況をどうにか乗り越え、将来を見て頑張りたいと涙ながらに強く語っていらっしゃいました。
ついつい日常を生きていると被災した方々のことを忘れてしまいがちですが、
少し落ち着いたら観光に行く、インターネットで能登の食材を買うなど、私たちにすぐ出来る支援もあると教えて下さり、これから、私たちがどう行動すべきか考えるきっかけとなる2時間のイベントでした。
ハグミュージアムは「食」を軸として、様々な用途にご利用いただける施設をご用意しております。
■調理を伴うコンテストやセミナー会場として
■イベント・展示会の会場として
■新製品発表会の会場として
■社内の勉強会・研修会場として
■各種機器を使用した試作・メニュー開発の場として など
お客さまのご要望に可能な限りお応えしてまいります。
是非お気軽にご相談ください!
日 時 | 2024年6月15日(土)12:00-14:00 |
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場 所 | ハグミュージアム業務用厨房フロア ハグホール |
所要時間 | 2時間 |