【展示機器 試用レポート】 展示機器を使ってみませんか? ~ パンオーブン 編~
【展示機器 試用レポート】
展示機器を使ってみませんか? ~パンオーブン 編~
展示機器を使って調理試作をしました ~その⑤~
ハグミュージアム業務用厨房フロアの展示機器を使って、調理試作をしました。
今回は、ハグホールに新型パンオーブンを移設したため、稼働確認や試運転を兼ねて、
パンを1から作ってみよう!をテーマに、ハグスタッフにて初めての製パンを行ないました。
新型パンオーブンはこちらです
涼厨仕様低輻射型ガスオーブン (ワールド精機)
以前よりイベント利用の食品メーカーさまから、講習会や展示会のためにハグホールにパンオーブンを置いてほしい!!
とのご要望をいただいており、今回パンオーブンの移設・設置が実現しました。
【調理メニュー】
●食パン
●総菜パン
【使用機器】
●涼厨仕様低輻射型ガスオーブン (ワールド精機)
●ドゥコンディショナー (フクシマガリレイ)
●ミキサー (愛工舎製作所)
まずは、材料をミキサー(愛工舎製作所)に入れ生地をこねていきます。
速度や回転を変えながら、生地がしなやかに伸び、温度が25℃前後になるまでミキシングをします。
続いて、1次発酵を行ないます。
ドゥコンディショナー(フクシマガリレイ)を使用します。
約40分ほど発酵すると、このように指で押すと跡が残る状態になります。
生地を取り出し、パンチングを行ないガス抜きをしたら、生地の分割・丸めを行ないます。
ベンチタイムで生地を休ませた後に、成形をします。
今回は、食パン3斤型を使用します。
生地を畳みながら巻込んでいき、3斤分を型に入れます。
再度、ドゥコンディショナーに入れ、最終発酵(2次発酵)をします。
生地が大きく膨らんできました!
いよいよ、焼成を行ないます。
涼厨仕様低輻射型ガスオーブン (ワールド精機)を使用します。
(設定)上火:180℃(出力1)/下火:200℃(出力4)33分
パンの焼ける良い香りがハグホールに漂っています。
出来上がりはこちら
焼き色が均等でしっかりと山型に膨らみ、もっちもちな仕上がりになりました!
食パンと同じ生地で、コーンパンとウィンナーパンも調理しました。
こちらは、ベーカリールームに展示のガス式パンオーブン(間接加熱タイプ)を使用し焼き上げました。
(設定)上火:220℃(出力7)下火:200℃(出力2)8分
こちらも美味しく出来上がりました!
スタッフで今回の試作の検証を行ないました。
●今回は食パン3斤5本分の分量を2回に分けてミキシングを行なったが、容量が多く、生地の練成に連れて段々と重たくなっていくことから、
パワーの大きい業務用ミキサーで一気に仕上げることが出来るのは省力化につながると感じた。
●ドゥコンディショナーで生地の状態を見ながら発酵をしたが、膨らみ具合の調整が大切だと感じた。
発酵がうまくいくと、その後の焼成で綺麗な食パンが出来た。
●ガス式パンオーブンは、立ち上がりが早く温度復旧も早いため、製パン店での繰り返しの作業に適していると感じた。
また、ハグホールに設置の直接加熱式の2段タイプは涼厨仕様のため、オーブンの前に立っていても熱くなかった。
涼厨仕様低輻射型ガスオーブンは、低輻射効果で放熱を大幅に削減し、触っても熱くないため、
厨房が快適です。
遠赤外線効果と燃焼ガスに含まれる水蒸気でふっくらボリュームのある風味豊かな焼き上がりになります。
8段タップで火力制御の選択が出来、低温長時間焼成も微妙な火加減が可能です。
早速、洋菓子団体さまの研修会で使っていただいています!
ハグミュージアム業務用厨房フロアでは、厨房機器を試すだけではなく、普段使用されている食材を使ってのテスト調理・メニュー開発をしていただくことができます。
できあがりの味・一度にできる量などのシミュレーションが可能です。
また、調理の効率化・安全性のチェックなど厨房全体のオペレーションを含めたテストをしていいただくことも可能です。
~ハグミュージアムでの試作 おすすめポイント~
①さまざまなメーカーさまの多彩な機器を使って比較できる
②機器を使って新たなメニュー開発をすることも可能
③機器の使い方を熟知した専門のスタッフがサポート*
④管理栄養士によるアドバイスも受けられる
オンラインショールームでは、展示機器のご紹介やフロアのご紹介の他、
3Dバーチャル見学も可能です。
オンラインショールーム/大阪ガス (osakagas.co.jp)
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ハグミュージアム業務用厨房フロアご来館予約/大阪ガス (osakagas.co.jp)
日 時 | 2024年4月1日~ |
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場 所 | ハグミュージアム5階業務用厨房フロア |