導入機器
リゾートホテルをイメージしたイタリア料理店PISOLAを展開されている株式会社ミューズさま。3号店のPISOLA茨木真砂店さまでは、南国の植物や水のせせらぎに囲まれたくつろぎ感あふれる店内で、本格イタリアンを提供されています。オープンの際にはガス厨房を採用していただき、主力商品である窯焼きピッツアには、ガスピザ窯をお使いいただいています。その理由について、事業部長の鬼界友則さまにうかがいました。
1号店のときからガスピザ窯をご利用いただいているPISOLAさま。ピザ窯の導入を考えた際、薪、ガス、電気の3つの選択肢の中から熱源を検討されました。おいしさに定評のある薪の窯は、操作するのに熟練した技術が必要です。そこで、薪で焼くピッツアに匹敵するようなおいしさのレベルを求めるとともに、安定して商品を提供していけるよう、火力がコントロールしやすいガスに着目されたのです。「手でのばした生地を450℃以上の温度で1〜2分焼くと、外側がパリッとして中がもちもちとしたナポリピッツアが焼き上がります。ガスは立ち上がりが速くすぐに温度を上げることができ、扱いやすいのがいいですね」(鬼界さま)と、大変ご満足いただいています。
今回ご採用いただいたガスピザ窯は、強い火力のピザバーナーによって炉内を高温にし、450℃以上の温度でピッツァをパリッと焼き上げます。炉内の壁面には耐火レンガを使用しており、遠赤外線効果、蓄熱効果ともに非常にすぐれ、まさに石窯を再現するガスピザ窯です。「焼いているところがお客さまから見えるのも好評なんですよ」焼きたてのピッツアを取りだすとき、窯の中の炎に思わず見入るお客さまも多いといいます。またそのほかの調理にも、ガス火が威力を発揮しています。「茹で上がったパスタとソースを絡めてなじませるとき、ガスなら炎があるのでコンロから鍋を離してふるうことができます。強火で手早く作業するには、やはりガスがいいですね」
高温で香ばしく焼き上げるガスピザ窯
ガススパゲティーボイラー(3カゴ)2台、ガステーブルレンジ(大3口、小2口)2台を駆使して多彩なメニューを調理
PISOLA 茨木真砂店
大阪・南茨木のPISOLA3号店。水が流れ、店内はバリ島のようなリゾート感あふれる心地よい空間。窯で焼くナポリピッツァ、提携先の製麺所から毎日仕入れる生パスタ、十六穀をブレンドしたリゾットを中心に、本格イタリアンを提供している。