導入機器
京都市北区で京料理の仕出し・弁当を営まれている大江山さま。季節感あふれる料亭の味を提供し、給食や会合などさまざまな場面での需要に応えておられます。2011年10月、厨房を新設移転されるにあたり、「涼厨」とガスヒーポン、ジェネライトを導入していただきました。創業以来親しんでこられたガス厨房に先進の機器を導入され、環境改善、コスト削減、節電効果に、ガスのよさをさらに実感していただいています。
季節の素材を用い、さまざまな料理を調製、配達されている大江山さま。厨房を新設移転された際、以前からのガスレンジを移設するとともに、新たに「涼厨」のガスフライヤーとガス炊飯器、ガススチームコンベクションオーブンを採用していただいています。「フライヤーも炊飯器も『涼厨』にしてから、熱さが前に来なくなりました。スチコンも、扉を開けたときに蒸気がすぐに逃げてくれるので、熱気を感じなくてすみます」と、専務取締役の塩見健浩さま。ガススチームコンベクションオーブンは、焼き魚なら1台で1回に250食程度調理できます。「魚を焼いても、うま味が逃げないというか、ふわっと仕上がります。スチームとオーブンとのコンビで失敗なくできるのがいいですね」
また、ガス冷暖房のガスヒーポンとマイクロコージェネレーションシステムのジェネライトも、合わせて採用していただきました。ガスヒーポンは小電力のうえ、夏場のピーク電力を抑えてデマンドの削減に役立つため、節電におおいに貢献するものです。またジェネライトは、ガスで発電し電気の一部をまかなうシステムです。発電の際に生じる排熱は給湯に利用できるほか、ジェネライトの導入でお得な料金体系が適用され、ランニングコストも削減できます。ガス厨房とともにガスヒーポン、ジェネライトを導入していただいたことで、より大きな節電効果が得られるようになったと、大変満足していただくことができました。
煮る、焼く、蒸すと1台で何役もこなすガススチームコンベクションオーブン
表面温度が低い「涼厨」ガス丸形炊飯器
高効率の「涼厨」ガスフライヤー
表面温度が低い3段式の「涼厨」ガス立体炊飯器
ガスで発電するジェネライト5kW本体
小電力のガスヒーポンの室外機5馬力と7.5馬力
大江山
昭和25年に料亭として創業し、現在は仕出し・弁当の調製・販売、中央市場への惣菜卸を行っている。松花堂弁当、折詰弁当、懐石風仕出しなど、京料理の味わいと美しさを盛り込んだ多彩な料理を注文に応じて用意。事業所用の給食弁当、慶事・仏事用の料理などさまざまな用途に対応している。