やわらか嚥下食は、必ずしも誤嚥の心配がないものではありません。
召し上がる方の症状や体調に合わせて、喫食時には適宜、観察と補助が必要です。
やわらか嚥下食をつくるための役割とスキル
「管理栄養士・栄養士」「調理師・調理員」さらに「経営陣」も含めて、各調理工程の中で留意すべきポイントを整理しました。
表をクリックすると詳細な説明が表示されます。自身の職種だけでなく、立場の異なる方の役割とスキルも相互理解することで、スムーズな調理工程を実現することができます。
- 管理栄養士・栄養士
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- 1.作業性がよく、食事内容に合った凝固材を選定します
- 2.加水して加工するものが多く、栄養管理にも注意が必要です
- 3.温める、冷やす、を繰り返す工程もあり、工程全般の衛生環境を把握して管理する必要があります
- 調理師・調理員
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- 1.工程管理の把握が必要です。一般調理と違ったプロセスを経て仕上がるものもあります
- 2.さまざまな加工技術の工夫や機器道具の適切な使用方法の習得
- 3.個人衛生管理、一般衛生管理の徹底
- 経営陣
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- 1.加工に必要な機器や備品の整備
- 2.衛生的に保つための厨房環境の整備
- 3.新しく取り組む『やわらか嚥下食』に責任をもち、関わる
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調理テクニック動画集
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下準備
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成型加工編
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盛りつけ編
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