岩崎橋地域
熱と電気と防災の融合を目指したスマートエネルギーネットワーク
複合ビル群開発|天然ガスコージェネレーション+特定送配電事業
開発計画概要
大阪ドームシティは、関西初の多目的ドームである大阪ドーム(現・京セラドーム大阪)の建設とあわせて大阪西部の新都心として開発整備されました。国際都市大阪をアピールするための新しい中核施設にエネルギー有効利用の熱供給事業を行っています。
システム概要
岩崎エネルギーセンターのコージェネレーションから一部の建物を対象に電力小売供給を行っており、その排熱と大阪ドーム(現・京セラドーム大阪)や周辺顧客が所有するコージェネシステムの排熱を回収して熱供給を行っています。自社設備とお客さま設備との複合的・総合的な省エネを追求したシステムであり、大規模コ−ジェネレーション排熱の活用により環境調和型エネルギーコミュニティ事業補助対象となりました。また、電気事業法特定電気事業の要件緩和(域内供給力が、100%から50%以上など)後、第1号の事業許可を取得して2013年7月より特定電気事業(現・特定送配電事業)を行っています。
※ガスエンジン1,000kW×4台+託送電力3,000kW
大阪シティドーム周辺エリアのスマートエネルギーネットワーク
大阪市の津波災害時の一次避難所である大阪シティドーム(周辺デッキ)を中心に、大阪市消防局・大阪メトロ本社・災害指定病院(多根総合病院)・大阪ガス保安拠点・データセンターなどが集結し、もともと防災ポテンシャルが高い大阪シティドームが再開発により生まれ変わりました。イオンモール大阪ドームシティ(2013年5月開業)・スーパービバホーム大阪ドームシティ(2013年10月開業)・大阪ガスPR拠点 hu+g MUSEUM(2015年1月開業)の相次ぐ開発が進み、地域熱供給と停電対応ガスコージェネレーションのネットワーク化によるエネルギー分散化・スマートエネルギーネットワーク化を実現しました。
(1)メインプラント (2)サブプラント1 (3)サブプラント2※ (4)サブプラント3 (5)京セラドーム大阪 (6)ドームシティガスビル (7)ICCビル (8)大阪メトロ ドーム前千代崎駅 (9)ローソン (10)大阪メトロ本社 (11)大阪市消防局庁舎 (12)多根総合病院 (13)フォレオ大阪ドームシティ (14)阪神ドーム前駅 (15)イオンモール大阪ドームシティ (16)スーパービバホーム大阪ドームシティ (17)hu+g MUSEUM
※2016年12月廃止
事業許可 |
1995年3月31日 |
供給許可 |
1996年4月1日 |
供給区域 |
大阪府大阪市西区千代崎三丁目ほか |
区域面積 |
135,000m2 2020年4月1日現在 |
延床面積 |
389,535m2 2020年4月1日現在 |
販売電力温室効果ガス排出係数
2022年度実績 |
2023年度実績 |
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実排出係数 |
調整後排出係数 |
実排出係数 |
調整後排出係数 |
0.000374 |
0.000387 |
0.000416 |
0.000434 |
(t-CO2/kWh)
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