都市ガスボイラは、燃焼効率が高く負荷に応じた高効率な運転により、従来の油ボイラに比べて省エネルギー性に優れています。また、ススによるボイラ効率の低下もありません。
さらに、都市ガスは低温腐食の原因となる硫黄をほとんど含まないため、エコノマイザでの十分な排熱回収が可能です。
ガスボイラは、起動・停止がワンタッチで操作でき、特別な資格が必要ありません。
ボイラマンの作業も軽減され早朝出社や残業もなくなります。さらに、油も使わないので、作業環境も清潔に保たれます。
危険物貯蔵スペースやローリー駐車スペースが不要で、ボイラの設置場所にも制限が少なくなるため、敷地の有効利用や空間のレイアウトの変更が自由にできます。
※石灰を100とした場合の割合。
出典:「エネルギー白書2013」資源エネルギー庁「熱管理と公害」(Vol.127)
ガス貫流式蒸気ボイラは、広い燃焼制御範囲(高ターンダウン)を実現でき、負荷率の低い領域が、 油ボイラより向上します。