天然ガススタンドの設備

設備システム

天然ガススタンド(急速充填設備)の設備構成

天然ガススタンドは、ガソリンスタンドと同様に、小型車であれば数分で天然ガスを充填可能で、一般車両へガスを充填・販売します。エコ・ステーションや天然ガススタンドという名称で呼ばれており、都市部を中心に整備されています。なお、バスやトラック等を多く保有する事業所の自家用設備として導入している場合もあります。

主な構成機器は、圧縮機、蓄ガス器、ディスペンサーの各ユニットであり、その特徴は以下のとおりです。


圧縮機ユニット

中圧ガス導管から受け入れた0.1〜0.6MPaの天然ガスを、通常25MPa程度まで昇圧する設備です。標準仕様は250Nm3/hですが、充填車両に合わせて複数台設置したり、2倍程度の能力の機器を設置する場合もあります。


蓄ガス器ユニット

圧縮された天然ガスを蓄える貯蔵設備です。蓄ガス器は、1本あたり250リットルや450リットルの鋼製容器です。


ディスペンサーユニット

車両へ充填ノズルを接続して、ガス流量を制御し、充填を行う設備です。また、充填したガス量を計測して表示する機能があります。

天然ガス自動車に関するご質問・導入のご相談は、下記よりお気軽にお問い合わせください。

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