ナチュラルチラー

節電型ナチュラルチラー

ナチュラルチラー空調システムにおいて大きな比率を占める冷却水ポンプ動力に着目。機器本体の改良により、空調能力はそのままにシステム全体の消費電力を大幅に削減し、さらなる省電力化・省エネ化を実現したナチュラルチラーです。節電型ナチュラルチラーは平成30年度日本ガス協会技術賞を受賞しました。(川重冷熱工業(株)、パナソニック(株)、日立ジョンソンコントロールズ空調(株)が受賞)

節電型ナチュラルチラーとは

ナチュラルチラーのさらなる省電力・省エネ・省コストを目指し、機器本体はもちろん補機類まで含めたシステム全体の効率化を図るため、消費電力の多くを占める冷却水ポンプに着目しました。
下図の例のように、一般的なナチュラルチラー空調システムにおいて、消費電力の半分以上を占めているのが、冷却水ポンプの動力です。この冷却水ポンプの消費電力を削減することができれば、さらなる節電や電力のデマンドカット効果が期待できます。

ナチュラルチラー空調システムの消費電力内訳(例)
冷却水流量の約30%低減を実現しました!!

※選定機種、設置条件によってはサイズダウンにならないこともあります。

省エネ ~冷却水流量低減により、システム全体の消費電力を削減~

冷却水ポンプおよび冷却塔のサイズダウンにより、補機の消費電力が削減可能。

節電型ナチュラルチラーを採用した場合の電力削減効果

節電型ナチュラルチラーを採用した場合の電力削減効果
例:容量180RT、機器と冷却塔が近接設置の場合

省コスト ~定格能力は確保しながら、イニシャル・ランニングコストを低減~

冷房ランニングコスト比較(例)

冷房ランニングコスト比較(例)

省スペース ~冷却塔サイズダウンにより機器設置スペースも削減~

空調システム全体の設置スペースを削減でき、空いたスペースを有効利用できます。

設置スペース削減例

設置スペース削減例

冷却塔選定表(代表機種)

冷却塔選定表(代表機種)【川重冷熱工業株式会社】
※荏原冷熱システム(株)製 超低騒音型冷却塔の場合
冷却塔選定表(代表機種)【パナソニック株式会社】

導入実績

2014年の発売以来、ご好評を頂き、導入実績も好調に推移しております。

節電型ナチュラルチラーの累計販売容量

累計販売容量 24,000RT突破

※グリーン機以外の節電型ナチュラルチラーも含む

節電型ナチュラルチラーラインナップ

荏原冷熱システム株式会社製

節電型ナチュラルチラー RFDシリーズGR型節電型

パナソニック株式会社製

節電型ナチュラルチラー FシリーズPR型

節電型ジェネリンク FシリーズPR型ジェネリンク

川重冷熱工業株式会社製

節電型ナチュラルチラー NZ型/NH型節電タイプ

節電型ジェネリンク NZJ型/NHJ型節電タイプ

日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社製

節電型ナチュラルチラー EXシリーズEX3P節電型

節電型ナチュラルチラーのラインナップの詳細は以下をご覧ください。(デジタルカタログが開きます。)

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