一酸化炭素(CO)中毒を防止するため、メーカー・業者によるガス機器と換気設備の定期的な点検を推奨します。
色もニオイもないけど、毒性は強力!
少量でも危険。最悪、死に至ります。
標準的な浴室(5立方メートル)に、2リットルのペットボトル1本分の一酸化炭素を混ぜたくらい。それだけでも吐き気が起こるほど毒性の強い気体です。
給排気設備とは、ガスの燃焼に必要な空気を補給し、排気ガスを屋外へ排出する設備です。具体的には、排気筒(煙突)や、給気口などのことです。この給排気設備が正しく設置されていないと、ガス機器が不完全燃焼をおこし、一酸化炭素中毒の原因になる恐れがあります。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() (煙突のないBF式風呂がまを屋内に設置している場合) |
これもたいへん危険です。屋外に設置したガス機器の周辺を、波板で囲ったり、物置として増改築したりすると、屋内設置状態になってしまいます。新鮮な酸素が不足して不完全燃焼が起こり、一酸化炭素が発生することがあります。