蒸気ボイラのメリット
都市ガスだから実現する5つのメリット
1.コストダウン&効率アップ 〜徹底した排熱回収により超省エネを実現〜
油燃料に比べて最大10%の省エネを実現。燃焼効率が高いため、より短時間で確かな成果を発揮します。
ガスボイラは、燃焼効率の高い天然ガスと負荷に応じた高効率運転により、従来の油ボイラに比べて省エネルギー性に優れています。またススによるボイラ効率の低下もないため、スムーズなオペレーションや油ボイラでは不可能な高TDRを実現します。
2.省力化 〜人件費の削減、省人力化を実現〜
燃料管理作業の大幅軽減
都市ガスは、消防法上の危険物規制がなく、パイプライン供給であるため、油量の管理や受入れ立会いなどがありません。
(消防法では油燃料の受入時に危険物取扱者の立会いが義務付けられています。)
ボイラ管理作業の大幅軽減
バーナノズルチップの交換や燃料配管のメンテナンスがないため、ボイラ管理も著しく軽減されて早朝出勤や残業も少なくなります。
3.さらに手間いらずに&低騒音 〜コンピューター化により、安心・安全そして清潔〜
操作しやすいマイコン制御システムで、運転を自動管理。音も静かなので時間を気にせず作業に集中できます。
操作はスイッチひとつでとても簡単。熱管理、運転・制御管理は自動で管理するので安心です。音が静かで、近所への音漏れの心配がないのも嬉しいポイントです。
4.創スペース・省スペースで土地を有効利用 〜燃料油の受け入れのスペースを削減〜
給油がいらないので燃料タンクの駐車スペースが不要。限られた土地資産がより有効に活かせます。
ガスボイラの魅力はコンパクトなパッケージング。パイプライン供給によりタンクローリーの駐車スペースが要らず、燃料貯蔵タンクのためのスペースも不要になるため、余剰スペースを有効に利用できます。また油ボイラは地下貯蔵タンク・地下埋設配管の漏れ点検が1年に1回必要となります。(※)(一定の条件を満たす場合は3年に1回延長可能)
※消防庁「地下貯蔵タンク等及び移動貯蔵タンクの漏れの点検に係る運用上の指針について」より
危険物貯蔵スペースやローリー駐車スペースが不要で、ボイラの設置場所にも制限が少なくなるため、敷地の有効利用や空間のレイアウトの変更が自由にできます。
5.比べれば、納得の高いエコロジー性 〜地球にやさしい天然ガスで環境負荷を低減〜
環境にやさしい=人間にもやさしい。天然ガスは大気汚染の原因となるSOx、ばいじんの発生量ゼロのクリーン燃料です。
ガス貫流式蒸気ボイラの燃料は、クリーンエネルギーの天然ガス。その大きなメリットは、石油や石炭など他のエネルギー資源に比べ燃焼時に発生する二酸化炭素、窒素酸化物、硫黄酸化物、ばいじんの排出量が少ないことです。酸性雨や地球温暖化を促進するこれら有害物質の発生を抑え燃焼効率の高いエネルギーを選び取っていくこと。これもまた、エコロジーの一つなのです。
ボイラの燃焼別CO2、NOx、SOx、ばいじん発生量比較
※石炭を100とした場合の割合
出典:「エネルギー白書2013」資源エネルギー庁 「熱管理と公害」(Vol.127)
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