ケーズデンキ 西神戸店さま

東日本大震災を機に、エネルギー施策を転換。CO2排出量が少ないGHPを推進することで地球温暖化を防ぎ、地球環境との共生を目指す

ケーズデンキ 西神戸店さま

お客さまの声

家庭への省エネ家電の普及促進こそ、
ケーズデンキ最大のCSR活動。

家庭への省エネ家電の普及促進こそ、ケーズデンキ最大のCSR活動。

株式会社ケーズホールディングスは日本全国に約500店舗を展開しています。当社は、上場企業として社会に果たすべき責任の重さを自覚し、環境保全や地域社会との関係強化、法令遵守などにも積極的に取り組んでいます。中でも環境活動については、1997年に議決された京都議定書などを踏まえ、地球環境保全への貢献を目指してきました。

地球環境保全に貢献する方法はいくつかありますが、当社は家電量販店ですので、取り扱い商品そのものが家庭の省エネに直結します。当社ではお客さまに省エネ性が高い商品をおすすめし、家庭への普及促進をはかることこそが最大の地球環境保全につながると考えて取り組みを進めています。一般的にCSR事業は、企業の経済活動とは相反する部分が出てくるものですが、当社の場合はしっかり合致しているので、より力を入れていきたいですね。

また、各店舗でも省エネの取り組みを推進中で、例えば店舗内照明のLED化。更新時期がきた店舗の照明は明るさが変わらず省エネ性能が高いLED照明に切り替え、新規開店店舗には積極的にLED照明を導入しています。そのほか、空調、照明など店舗全体の省エネに効果的なエネルギー管理システム「BEMS」を導入し、こちらも省エネ効果を発揮しています。

東日本大震災を契機に、CO2排出量が少ないGHPを標準化。

東日本大震災を契機に、CO2排出量が少ないGHPを標準化。

ケーズホールディングスのエネルギー施策は、東日本大震災を契機に大きく変化したと言えます。震災前は、CO2排出量が低い原子力発電の電気を用いるEHPを優先的に導入する方針で進めていました。

しかし、東日本大震災後は福島での原発事故があり、現在は電力会社の電気の多くが火力発電によるもの。しかも、各店舗に電気が届くまでに、40〜50%のエネルギーロスが発生します。その電気で空調用コンプレッサーを回すのと、ガスのまま各店舗まで届いてガスエンジンでコンプレッサーを回すのを比較すると、CO2排出量が少なくてエネルギー効率が高いのはガスだと一目瞭然。もちろん再生可能エネルギーもありますが、まだ店舗で利用できるほど安定供給と低コストを両立しているものはありません。

こうした現状を鑑みて、GHPを積極的に導入する方針としています。

さらなるCO2排出量削減をめざし、
今後もGHPを積極的に導入予定!

さらなるCO2排出量削減をめざし、今後もGHPを積極的に導入予定!

業務上、国内外の環境保護関連の会議に参加することも多いのですが、学術会議などでは地球温暖化が相当深刻な状態だという雰囲気がヒシヒシと伝わってきます。しかし日本では、京都会議の頃の熱も今は冷め、国際的に認識されている地球温暖化への危機感がまったく伝わってきません。

パリで開催されたCOP21では、歴史的な合意とされる『パリ協定』が成立し、日本人も世界の流れに目を背け続けてはいられない、そんな状況になりつつあります。各企業やご家庭が、地球温暖化防止を意識しながら活動したり暮らしていくことが必要な時代が、すぐそばまで来ていると思います。当社はそういった状況の中で、CO2の排出を抑制するために最適なエネルギーの選択をする責任があると考えています。

今CO2排出量が低く安定供給可能なエネルギーはガスであることは間違いなく、今後もGHPを積極的に導入していきます。

お客さまのご紹介

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ケーズホールディングスは、子会社8社およびその他フランチャイズ契約加盟店によって構成されています。冷蔵庫、洗濯機、エアコン、テレビなど、家電が豊富で新製品が安いと評判の家電量販店・ケーズデンキを全国に約500店舗展開しています。

所在地
〒310-0801 茨城県水戸市桜川1-1-1
お客さまホームページ
https://www.ksdenki.com/

この事例で導入いただいた製品・サービス

  • ガスヒーポン

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