保安への取り組み

一酸化炭素(CO)中毒について

一酸化炭素(CO)中毒を防止するために

業務用ガス機器を使う時もご注意を
  • ●業務用ガス機器を使うときも換気に十分注意してください。
  • ●以下の内容について、従業員の方へも十分周知・教育お願いします。
  • ●換気扇、排気ファン等で常時換気するよう、使用される方全員が心がけてください。
  • ●湯沸器をご使用の際も忘れずに換気してください。
  • ●流し台と湯沸器の設置場所が離れている場合も、換気装置の運転を確認してからお使いください。
  • ●排気ダクトなどで共同排気を行っている建物では、排気(換気)装置稼働時間内にガスをご使用ください。
一酸化炭素(CO)中毒を防止するために
日常点検のおすすめ

一酸化炭素(CO)中毒を防止するため、メーカー・業者によるガス機器と換気設備の定期的な点検を推奨します。

室内の空気を24時間監視するガス・CO警報器の設置をおすすめします。

一酸化炭素(CO)とは

色もニオイもないけど、毒性は強力!少量でも危険。最悪、死に至ります。

  • 無色・無臭なのでとても気づきにくいのですが、毒性は強力。少量でも危険です。
  • 軽度の中毒症状は風邪に似ていて、気づくのが遅れることがあります。頭痛・吐き気がしたら要注意。重くなると手足がしびれて動けなくなることがあります。
  • 重症になると、脳細胞が破壊されたり、意識不明になるなどして、死に至ることもあります。

空気中の一酸化炭素濃度と吸入時間による中毒症状

一酸化炭素濃度0.04%って、どのくらい?

標準的な浴室(5立方メートル)に、2リットルのペットボトル1本分の一酸化炭素を混ぜたくらい。それだけでも吐き気が起こるほど毒性の強い気体です。

空気中の一酸化炭素濃度と吸入時間による中毒症状

チェック!こんな給排気設備は危険です

給排気設備とは、ガスの燃焼に必要な空気を補給し、排気ガスを屋外へ排出する設備です。具体的には、排気筒(煙突)や、給気口などのことです。この給排気設備が正しく設置されていないと、ガス機器が不完全燃焼をおこし、一酸化炭素中毒の原因になる恐れがあります。

排気筒(煙突)がはずれている、穴があいている

排気筒(煙突)がはずれている、穴があいている

排気筒(煙突)が途中から細くなっている

排気筒(煙突)が途中から細くなっている

排気筒(煙突)内が鳥の巣や異物でつまっている

排気筒(煙突)内が鳥の巣や異物でつまっている

給気口がふさがっている

給気口がふさがっている

給排気部分にすき間がある

給排気部分にすき間がある
(煙突のないBF式風呂がまを屋内に設置している場合)

屋外に置いたガス機器を囲っている

これもたいへん危険です。屋外に設置したガス機器の周辺を、波板で囲ったり、物置として増改築したりすると、屋内設置状態になってしまいます。新鮮な酸素が不足して不完全燃焼が起こり、一酸化炭素が発生することがあります。

屋外に置いたガス機器を囲っている

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※ガス漏れの場合は、ガス漏れ専用電話(大阪ガスネットワーク)にご連絡お願いいたします。

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